2011年09月22日 中継機を使ってWifiテザリングの範囲を延長する方法

この前EVOをレンタルして使ってみた、という記事を書きました。
あれから……結局買ってしまいました(汗
やっぱりイー・モバイルだと一番マシなAriaでさえ端末代で3万円、対してEVOは一括0円で店頭で払うお金は一切なし。
端末の性能はそれに対して格段に高い(EVOは型落ちで古い機種ですが、それでもイー・モバイルのラインナップからすれば天と地の差があります)
しかも月額まで(わずかですが)安い!となれば、いくらイー・モバイルにお世話になった身とはいえ……それはもうフラフラと引き寄せられる虫のようにEVOを購入してしまいました(笑



さて、その前の記事でも書きましたが……EVOのウリの一つといえばWiMAXによるテザリング。
こちらの説明は他の方に任せると致しまして、デメリットの一つに屋内に弱いということ。
家の外では電波が入っても、中に入ると繋がらない、ということはよくあります。
特にEVOはUQ WiMAXのルーター型に比べると入りが悪いらしく、私の家でも外はかろうじて入るものの家の中は建物の西側窓際を除いてさっぱりです。
この辺りは前回も書いていて、その時は「中継機を試してみよう」と書いて〆たのですが……



今回、その中継機を購入してなおかつ成功したので、やり方含め書いていこうと思います。





購入したのは前回紹介したバッファローのWLAE-AG300N/Vです。
「300N」と「300N/V」があったのですが、値段が一緒だったのとネットで報告があった300N/Vの方にしました。
中身はどうも一緒らしい(パソコン用とAV用で分けてるらしいです)ので、たぶん300Nでも大丈夫だと思います。





AG300N_HTCEVO_1.png


と、その前に現在の状況を図解してみました。
このように窓際にEVOを置いておけばWiMAXテザリングができるんですが、PCは建物の反対側。当然EVOのWifi電波は届きません。
ルーター型の一部には「送信出力」というのを変更して強くすることができるらしいですが、EVOでは無理っぽいです。



ここで何がしたいかというと、WiMAXの電波が入るベストな位置にEVOを置いたまま、EVOが発するWifi電波を何とかしてパソコンまで持っていけないか、という事です。
そこで登場するのがAG300N/Vであり、「EVOとパソコンの間に置くことで電波を受け取り中継する」という訳です。





AG300N_HTCEVO_2.png


それでは、早速設定方法を。
正直このイラストいらないと思うんですけどね、せっかく頑張って描いたので使っていきます



まず、「AG300N/VとEVOの接続設定」から始めていきます。
正直これが一番難しいですが、このAG300N/Vは付属ソフトが豊富で頑張っているので、設定自体はそんなに、です。
(私は手探りでやっていったので結構苦労しましたが(笑)



端的に言うと、イラストにもありますが「AG300N/Vをパソコンの無線子機として」EVOと接続する、という事です。
つまりフツーのテザリングと同じです。無線での接続をしたことがある方はもちろん、初心者の方もAG300N/Vに付属している「子機設定ツール」を使えば非常に簡単です。



順を追って説明……しようとしたんですけどバッファローの公式FAQを参照した方が詳しいし分かりやすいです(汗
(ちなみに、EVOはテザリング状態にしておいて下さい。設定するだけなのでWiMAXの入らない所でも、3Gで行えばオッケーです)

ただ、超基本的な事ですが私はLANケーブルがしっかり刺さっておらず、それに気付かずに「繋がらねー、認識しねー!!」と怒っておりました(ぉ
付属ツールの環境表示ソフトで見ても接続されていませんと出て、「んなこたー分かってんだよ!」と……いやはや、まさかと思ってグッとケーブルを押し込んだら「パチン!」という気持ちのいい音を立てて認識を始めた時の恥かしさ……
まぁ、AG300N/V側のLANポートはそんなわけでちょいと押し込まないといけないので気を付けてください(製品のせいにしやがった



まぁそんなことは置いておきまして(汗 環境表示ツールはなかなか便利なので、うまくいかない時の状況把握のために入れておいていいと思います。





AG300N_HTCEVO_3.png


さて、AG300N/Vを子機として接続できたら、そのままネットしたりして正常に繋がってるか確かめてみてください。



さて、私の場合ですが……ここまでやったら、あとは非常に簡単でした。
パソコンをシャットダウンし(EVOとAG300N/Vはそのまま)LANケーブルを抜きます。
するとこの段階で、AG300N/V自体が電波を発信していますので、それを無線LANが扱える機器で拾ってみてください。
(私はiPod touchでやってみましたが、LANケーブルを抜いた状態でもう一度パソコンを起動→無線を拾う、でもイケると思います)



なおAG300N/Vが発している電波は、機器の裏側に「SSID」が書いてありますので、その文字列と同じ名前の電波を拾ってください。
間違えてEVOの電波を拾ってはダメですよ(中継した意味がないので)
パスワードも機器の裏側、SSIDの下にありますので、それで接続してください。



……これで、中継器の接続設定は終わりです。一度設定すれば以降は電源のオンオフだけでオッケーです。
(私の場合、まずAG300N/Vを起動→EVOのテザリングをオン、という手順で数秒で自動で接続してくれます。あとはパソコンに座ってAG300N/Vの電波を拾うだけです)



いやー、見切り発車で買ってしまったEVOですが、AG300N/Vのおかげで無事に自分の部屋でもWiMAXを使うことができました。
ちょっと電波が弱い?かなーとは思いますが、パソコン側で電波を見てみるとEVOがかろうじて拾える(ただしシグナルはなし、実際には無理)状況に対し、EVOから数十センチしか離していないAG300N/Vの方は「中〜非常に強い」を維持し、速度も申し分ないです。
(私の所はあまり状況が良くなくEVO単体でも数Mbpsですが、それとほぼ変わりない速度です)
あとはもうパズルみたいなものです。EVOはWiMAXがよく入るポイントを探し、そことパソコンをどう結ぶか……
少なくとも数十センチ離れると接続すら危ういEVO単体より、格段にWiMAXを使える範囲が広がりました。







■おまけ



AG300N_HTCEVO_4.png



AG300N_HTCEVO_5.png




さらに踏み込んだ、AG300N/Vの活用例を考えてみました。
とは言いつつ、上の何かは……単なる無線子機をケーブルで延長しただけですね(汗



ただAG300N/VのいいところはLANケーブルで接続するので、5mの制限があるUSB(まぁハブかませばいいんですが)に対して10m以上でもオッケーな所でしょうか。
正直無線は便利ですが効率という観点では有線には及ばないので、できるならLANケーブルを張り巡らし有線で接続した方がロスは少ないはずです。
ただ……ケーブルは正直邪魔・見栄えが悪い・ゴミがたまる・戸などを越す場合は薄いケーブルにしないといけない、など実際問題かなり面倒です。
ロスといっても一般的な木造住宅では壁の枚数がロスの大きな原因なので、それさえなければ(見通しのいい置き方をすれば)無線の方がトータルではいい、という結論になる場合もあると思います。





下は2台使った場合の最強(?)の繋ぎ方。合わせ技です。
AG300N/Vは子機としても使える為、「今オレのパソコン、機器が付いてないから無線LANできないんだよね」という方は2台セットを買った方がお得かもしれません。
(もちろん1台だけ買って子機の方はもっと安いの……でもいいのですが)
ただこの方法ならばかなりの長距離を繋ぐことができると思います。大抵のお宅であれば事足りるのではないでしょうか。





さて、長くなりましたが……さっそくKDDIは秋冬モデルでWiMAX搭載スマートフォンを複数発表する、というニュースも出てきましたし、ISW11KやISW11FなんていうHTC以外の国産も出てくるなんて噂があります。
こういうニュース聞くとちょっと揺らいできますがf(^_^;)
AG300N/Vを使って「WiMAXで家でも外でもスマフォ一本!」という夢のような生活を皆さんも体感してみてはいかがでしょうか。
posted by けんこう at 14:51 | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする